カーリース車は売ることができる?

まいちゃん
カーリース車は売ることができるのですか?
ゆうとさん
カーリース車は返却を前提としていますが、契約方式によっては買い取って売ることも可能です。
この記事では、カーリース車を売却する方法や注意点を解説します。

カーリース契約中の車を売ることはできる?

カーリースは、月額料金を支払うことで車を長期間借りられるサービスです。カーリース契約中の車は、あくまでも借りているだけの状態なので、車の所有権はカーリース会社にあります。車を売る権利があるのは所有者のみです。そのため、カーリース契約中の車を勝手に売ることはできません。

カーリース車を無断で売却した場合は、横領罪に該当します。横領罪で逮捕されると、5年以下の懲役に処されるので注意しましょう。車の所有者は車検証で確認できます。家族が持っている車など、カーリース契約中の車であるか分からない場合は、車検証を確認しましょう。

カーリース契約している車は、原則契約が終了すると返却しなければなりません。ただし、カーリース会社から買い取ることも可能です。車を買い取り、名義人を変更すれば所有者が車を売る本人となるため、自由に売却できます。

まいちゃん
買い取って自分のものにすれば、売却できるのですね!

売却しやすい契約方式はオープンエンドとクローズドエンド、どっち?

カーリース契約中の車を売却できるかは、契約方法によって異なります。カーリース契約には、オープンエンドとクローズドエンドの2種類あります。売却しやすい契約方式はオープンエンドです。それぞれの特徴を解説していきます。

契約方式特徴
オープンエンド・契約時に残価を公開する
・残価を一括で支払えば買取可能
クローズドエンド・契約時に残価を公開しない
・原則買い取りは不可

オープンエンド

オープンエンドは、リース契約時に残価を公開したうえで契約する方法です。残価とは、契約終了時の車の価値を想定した金額のことです。

オープンエンドでは車両価格から残価を差し引いて毎月のリース料を算出します。たとえば、200万円の車をリース契約する場合、残価を50万円に設定すると、残りの150万円をリース料として分割して毎月支払います。残価はカーリース会社が定めた範囲内で自由に設定できるため、残価を高く設定すれば毎月の利用料を抑えられるのが特徴です。

しかし、契約終了時の車の価値が契約時に設定した残価を下回っていた場合、契約者は差額分を支払わなければなりません。たとえば、残価を50万円に設定した場合、契約終了時の車の価値が30万円になっていれば、差額分の20万円をカーリース会社に支払います。残価を高く設定すれば毎月の利用料を抑えられますが、契約終了時に差額分を請求されるため注意が必要です。

オープンエンドは、車の価値が残価を下回らないように傷や凹みなどに注意して乗らなければなりません。ただし、オープンエンドであれば、契約終了時に残価を一括で支払うことで車を買い取ることも可能です。

クローズドエンド

クローズドエンドは、リース契約時に残価を公開せずに契約する方法です。残価を契約者に公開しないため、契約終了時に車の価値が残価を下回っていても差額分が請求されることはありません。

しかし、クローズドエンドは契約終了時に車を返却することを前提とした契約です。そのため、基本的に契約が終了しても車を買い取ることはできません。

ゆうとさん
将来的に車の売却を考えている人は、オープンエンドで契約しておく方がスムーズに買い取れるでしょう。

カーリースの車を売る際の注意点

カーリース車を売る際の注意点を3つご紹介します。注意点を確認したうえで、カーリース車の売却を検討しましょう。

買取時にまとまった費用が必要

カーリース車を買い取る場合、残価を一括で支払わなければなりません。契約時に残価を高く設定していると、買取時に一括で支払う金額も高くなります。

また、残価は契約年数を考慮し、契約終了時の査定額を想定して設定します。そのため、買い取ったあとに買取店で査定してもらったときの買取価格が残価を上回る可能性は低いでしょう。たとえば、残価50万円を支払ってカーリース会社から買い取った車を売却したとしても、買取価格が50万円を上回ることは少なく、得する可能性は低いといえます。

契約期間中の買取では違約金が発生

カーリース契約中の車を買い取る場合、違約金が発生する可能性があります。カーリース契約は、契約期間中は解約しないことを前提として残価を設定し、毎月のリース料を算出しています。そのため、途中解約されるとカーリース会社は損してしまいます。

契約終了時は残価を一括で支払えば買取可能です。しかし、契約期間中は残りのリース料や残価、違約金など多くの費用が必要となるので注意しましょう。

名義変更手続きが必要

カーリース車を買い取ったあとに売却するためには、名義変更手続きが必要です。カーリース会社から車を売る本人へ名義を変更しましょう。名義変更手続きは基本的に買い取った人が行います。手続き時にかかる手数料も買い取った人が負担しなければなりません。名義変更手続きには、手間も時間もかかることを押さえておきましょう。

カーリース契約中の車を査定に出すメリット

カーリース契約中の車は、買い取る前に査定に出すのがおすすめです。カーリース車は残価を一括で支払うことで買い取り可能ですが、買い取ったあとに買取店での査定額が残価を上回るとは限りません。

たとえば、残価50万円をカーリース会社に一括で支払って車を買い取ったとしても、買取店での査定額が30万円であれば20万円損してしまいます。そのため、カーリース契約中の車を買い取る前に査定に出し、査定額を確認することがポイントです。

中古車買取店に査定してもらうときは、1社ではなく複数の買取業者に査定してもらい、比較することが大切です。1社では適正価格が把握できないため、複数社に査定を依頼し、最高額を把握しましょう。車一括査定サイトを利用すれば、手軽に複数社に査定依頼できます。車の年式や走行距離などの情報、連絡先や住所を1度入力するだけで、複数社に査定依頼できるのでうまく活用して、効率よく査定依頼しましょう。

まいちゃん
カーリース契約中の車を買い取る前に車の価値を把握することが大切なのですね!
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