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売却前にカーナビは取り外すべきか？
売却前にカーナビを取り外した方がよいかは、下表のようにカーナビの種類によって異なります。
| カーナビの種類 | 取り外すべきか |
|---|---|
| 純正カーナビ | そのまま売るべき |
| ディーラーオプション | そのまま売るべき |
| 社外品 | 取り外す方がよい |
カーナビの種類ごとに解説していきます。
純正カーナビの場合
純正カーナビは、新車として作られるときにメーカーで取りつけられるカーナビです。その車の内装やインパネ形状にぴったり合うように専用で作られており、ハンドルのスイッチで操作できるなどの高機能が含まれています。そのため、取り外してほかの車に使うことはできません。
純正カーナビは標準仕様に含まれるため、取り外している場合は査定でマイナス評価を受け、買取価格が大幅に下がる可能性もあるので注意しましょう。
ディーラーオプションの場合
ディーラーオプションのカーナビは、車を購入するときにオプションとしてディーラーで後付けできるカーナビです。純正カーナビよりも汎用性が高く、低価格であるものの、純正カーナビに近い性能を持っているのが特徴です。しかし、純正カーナビとは区別して査定されるため、高額査定は期待できません。
取り外して同メーカーのほかの車に流用することは可能ですが、次の車に取り付ける予定がなければ、無理に取り外さずにそのまま売却した方がインパネを傷つける可能性も低く、マイナス査定を防げるでしょう。
社外品の場合
社外品のカーナビは、純正品でもディーラーオプションのカーナビでもなく、自分で後付けできるカーナビです。さまざまな車種に対応しているため、取り外して売却したり、新しい車に取り付けて使用したりできます。
社外品のカーナビはプラス査定になりにくく、つけたまま売却すると取り外し費用を買取価格から差し引かれる可能性もあります。そのため、取り外して売却するのがおすすめです。
ただし、取り外すときに傷をつけたり壊したりしないように注意しましょう。自分で取り外すのではなく、専門業者に依頼することをおすすめします。
売却前にドライブレコーダーは取り外すべきか？
ドライブレコーダーは、つけたまま売却することでプラス査定になりやすいアイテムです。あおり運転などに対処するためにドライブレコーダーをつける人は多いため、あらかじめ搭載されている車は中古車としても高く売れる傾向があります。
しかし、買取業者によって査定額への影響も異なります。ドライブレコーダーの有無が買取価格にあまり影響しないようであれば、取り外して別途売却した方が高く売れる可能性があります。ドライブレコーダーは、リサイクルショップやフリマサイトで売却可能です。
また、車を乗り換える場合は、取り外して新しい車に取り付けて使用するのもよいでしょう。新品をあらためて購入するより費用を抑えられます。
社外パーツは査定にどのぐらい影響するのか？
社外パーツは査定に大きく影響を与えます。その理由は主に次の2つです。
- 中古車市場でも純正パーツが重宝される
- 社外パーツは好き嫌いが分かれるため売れにくい
中古車市場でも基本的に純正パーツを搭載した車の方が人気です。社外パーツは品質に差があるため、純正パーツの方が安心して使用できます。純正パーツを搭載した車の方が人気のため、買取業者も買い取ったあとに純正パーツに交換します。このとき、社外パーツの取り外し費用や、純正パーツの取り寄せ費用がかかってしまうため、社外パーツを搭載した車は、買取価格が下がってしまいます。
