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査定前に洗車した方がいいのか？
洗車しているかは、基本的に査定結果に影響しません。買取店は、一般財団法人日本自動車査定協会が定めた基準に沿って査定を行っています。査定項目は、年式、走行距離、外装の傷、内装の汚れ、事故歴や修復歴などです。洗車しているかという点は査定項目に含まれていないのです。
また、買い取った車は販売する前に清掃されます。そのため、事前に洗車されている車もそうでない車も同じ手順で外装を磨き上げて販売されます。
査定前に洗車するメリットとデメリット
査定前に洗車するメリットとデメリットを解説します。
査定前に洗車するメリット
査定前に洗車して車をきれいにするメリットは、「査定が甘くなる可能性があること」です。
見た目が汚れている車の場合、持ち主が丁寧に車を使用してきたと考えにくく、査定士の目の厳しくなる可能性があります。エンジンなどに不具合があるのではないか、ボディに傷やへこみがあるのではないかと疑いの目で査定してしまうため、わずかな傷も見逃さないようにしっかりとチェックされます。
一方、きれいな車であれば持ち主が大切に使用してきたことが査定士に伝わり、好印象を与えられます。その結果、査定額がわずかにアップする場合もあるでしょう。
査定前に洗車するデメリット
査定前に洗車するデメリットは「傷が目立ちやすくなること」です。洗車で外装の汚れをきれいにすると小さな傷が目立ちやすくなり、査定士の目に留まりやすくなります。
また、あまり洗車をしたことがない人が、しっかりきれいにしようとして自ら汚れを拭き取ると、傷をつけてしまう可能性もあります。泥や砂による汚れがひどすぎる場合以外は、洗車しない方がよいともいえます。
査定前に注意すべきポイント
車を少しでも高く売るには、洗車以外にも注意すべきポイントがあります。ここでは、査定前に注意すべきポイントを4つご紹介します。
車内のニオイ
車内にタバコやペット、芳香剤のニオイが残っていると、マイナス査定になる傾向があります。ニオイが残っている場合は、換気したり消臭スプレーを使ったりしてニオイを消しましょう。また、足元のマットを洗ったあとにしっかり乾かさないとカビが発生し、ニオイが気になるため注意しましょう。
ゴミの有無
査定前には、車内の収納ポケットやダッシュボードにゴミを置き忘れていないか確認しましょう。ゴミが残っているからといって査定額が下がるわけではありませんが、最低限のマナーとして捨てておくことが大切です。車内にゴミが残っていると、車のメンテナンスなども適当にしているのではないかと疑われやすく、査定の目が厳しくなる可能性もあるので注意しましょう。
シートのベタつき
車内で飲食していた場合、シートがベタついている可能性があります。内装が汚れていると査定額に影響するため、可能な限りきれいに拭き取りましょう。水拭きで取れない汚れは、キッチン用の中性洗剤を薄めて拭き取りましょう。目に見える部分だけでなく、足元のマットの裏がベタついていないかも確認することが大切です。
足元のマットの汚れ
足元のマットには、砂やほこりが溜まっている可能性があります。そのままだと印象が悪くなってしまうため、足元のマットを取り外して掃除機をかけましょう。
